サイバーノーガード戦法のススメ [ 2005年04月24日 今日の出来事 ]
そんな事より1よ、ちょいと長くなるけど聞いてくれよ。
ちまたで大騒ぎなんでもう知ってると思うけどさ。
昨日の朝、自宅のPC立ち上げたらウイルスバスターのアップデートがあったんです。アップデート。
自動更新が終了し、「再起動汁!」って出たから促されるままに再起動かけたんです。再起動。
そしたら、再起動時になんか画面がフリーズしたようになって全く動かないんです。右下の時計表示もまったく動かず、画面のどこをクリックしても反応なし。で、Ctrl+Shift+Escでタスクマネージャなんとか立ち上げてタスクトレイ見たらなんか黄緑色で、CPU使用率が100%にベッタリ張り付いてるんです。
最初は「まぁ再起動したら治るでしょ」くらいに思ってて、無理矢理電源落として再起動してみたけどやはりCPUが100%で固まっちゃう。次に「そういや、最近メモリ交換したからかな~」と思って元のメモリに付け替えて再起動しても、やはり状況は変わらず。
その後も、USB接続のハードディスクやPCIスロットに挿さってるボードを抜き差ししたり、Safeモードでマザーボードのドライバの再インストールとかいろんなことを試してみたけど、状況はまったく変わらないんです。こ、これはさすがにヤバイ・・・か・・・?
夕方ぐらいまでそんなことを続けてて、ふと「OS起動までいくんだからソフト側の問題っぽいよな・・・そういやウイルスバスターのアップデート直後だったっけ・・・!てことはヤツが原因か!」と的を絞り、矢継ぎ早に以下のことを試してみたんです。
・起動直後にウイルスバスター落とす・・・×
・スタートアップ切る・・・×
・ウイルスバスターのサービス無効にする・・・×
・ウイルスバスターのアンインストール・・・○
アンインストールは最後の手段でしたが、これでなんとか立ち直りました。せっかくだから原因調査しようと思ったけど、さすがに力尽きたので昨日はここで終了。
んで
今朝、気になってニュースサイト回ってたらやはりというか何というか、以下のような記事がわんさか出てきました。
■不具合についての概要
ウイルスパターンファイル2.594.00(日本時間:AM7:33頃公開)へのアップデートにおける、コンピュータのCPUが100%になる現象に関して
(トレンドマイクロ)
■ニュースサイトの記事
ウイルスバスター、パターンファイル更新でCPU使用率100%になるトラブル
(InternetWatch)
LANトラブル相次ぐ JRやメディア各社 ウイルス対策ソフト原因か
(Sankei Web)
ウイルスバスター原因でシステムダウン、月曜朝は注意を
(ITmedia)
■とばっちり受けたメーカーなど(サポセンの方ご苦労様です・・・)
トレンドマイクロ社製ウイルス対策ソフトウェアを使用している場合、コンピュータの動作が著しく低下する現象について
(Microsoft)
「富士通パーソナル製品に関するお問合せ窓口」の混雑について(お詫び)
(富士通)
ウイルスバスター不具合による121コンタクトセンターの混雑について(お詫び)
(NEC)
ウイルスバスター不具合 ユーザー苦情にPC会社悲鳴
(asahi.com)
ウイルスバスター不具合でPCメーカーも対応に追われる
(ITmedia)
・・・
もうね、アホかと。馬鹿かと。
ウイルスバスターな、ウイルス対策ソフトのくせにウイルス送ってくんなよ!しかも、ご丁寧にウイルスの自動インストールまで行ってくれるという心憎いサービスにより回避は不可能というから目も当てらんない。おまいは本当にアンチウイルスソフトなのかと問いたい!問い詰めたい!小1時間問い詰めたい!
まぁこのウイルスバスターをアンインストールしたおかげで、現在は何事もなかったようにすこぶる快適に動作するようになった僕のマシンですが、今回の騒ぎの元凶であるトレンドマイクロのサイトではようやく対策ツールがアップされたようです。
トレンドマイクロ パターンファイル問題修復ツール(TMRMTool.exe)の使い方について
遅すぎw もうアンインストールしてますからぁ!残念!
昔からバスターに泣かされてきた(※1)俺から言わせてもらえば、今、通の間での最新流行はサイバーノーガード戦法(※2)、これだね。ウイルス対策ソフトなんて使わずにネット接続。これ。
だいたい、ウイルスなんて対策ソフト使わなくても、
・メール添付型・・・怪しい添付ファイルを開かない
・HTMLメール型・・・HTMLメールを開けないメールソフトを使う
・サイトで感染型・・・怪しいサイトにアクセスしない
というような基本ができていればそうそう感染なんてしないんですよね。(まぁ不正アクセスは防げませんけど、それはウイルス対策ソフト入れてようが入れていまいが、される時はされるから一緒かなと)むしろ、今回みたいなウイルス対策ソフトの不具合ってこともあるので、結局ウイルス対策するのとしないのとでどっちが不具合に遭遇しやすいか?っていうのは一概には言えないわけですよ。
それならお金と手間がかからない方がいいじゃん、ということで「ウイルス対策ソフトを使わない」という選択肢が出てくるわけですね。ノーガード戦法も悪くないということがわかってもらえましたか?
しかし、これ(ノーガード戦法)をするとXP SP2の人はOS起動するたびに「コンピュータが危険にさらされている可能性があります」と言われ続けなきゃならないという諸刃の剣。SP2派には激しくオススメできません。(この表示、なんとかならんのか?SP1に戻したいくらいだ・・・)
やはり、LANケーブル抜くのが最強なのか?
※1 常駐してシステムを監視するようなアンチウイルスソフトは音楽系のアプリケーションと相性が悪く、録音時にバックグラウンドでウイルスチェックが走り出してテンポがよれたりします。(昔はウイルスバスターが起動しているだけで立ち上がらないorハングアップするソフトなんてのもよくありました。)
※2 サイバーノーガード戦法・・・サーバー管理の考え方の一つで、「ウチのサーバーはコスト削減のためウイルス対策ソフトやOSの脆弱性修正パッチを一切適用しませーん。だからってもし不正アクセスやウイルスに攻撃されても、それは攻撃してきたヤツが悪いのであって断じてウチのせいじゃないからね♪」とあらかじめ宣言してしまうこと。(もっとも個人情報保護法が施行された現在では、企業はうかつにこんなこと宣言できなくなってます)
Posted by wacky : 11:31
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