カナル型イヤホン特集 [ 2005年05月22日 デジタルモノ ]
ただいまデジタルオーディオプレーヤー「iAUDIO U2」のレポートを数回に分けて書いていますが、今回は番外編としてポータブルオーディオの音質を語る上ではプレイヤー同様重要なファクターとなるイヤホンの特集です。プレーヤー付属のイヤホンで納得できない人の参考になればと思い、これまで僕が愛用してきたカナル(耳栓)型の製品を簡単に紹介していきます。
ちなみに画像も載せようと思ったけど面倒なのでやめました。製品名からのリンクでヨドバシドットコム(カメラ・家電を中心に販売。在庫が豊富でポイントもつく)やサウンドハウス(プロ用の音響機器を中心に販売。輸入製品が安く買える)に飛ぶようにしていますのでそちらで見てください。どちらも製品紹介ページからメーカーHPへのリンクがありますので、もし興味が沸いた製品があればリンク先から詳細を辿ってみるのもいいでしょう。
■Pioneer
SE-CL20 (2,079円) / SE-CL30 (2,600円)
高音・低音共に抜けがあまりよろしくなく、低音の強い曲だとけっこう音割れします。
音漏れもかなり気になるのであまりオススメはできないです・・・。
■AIWA
HP-VX101 (1,930円)
コストパフォーマンスが良いアイワのカナル型イヤホン。実売3000円クラスの他社製品と比べても遜色ない音がするので、同価格帯のPioneer SE-CL20を買うくらいならこちらにした方が幸せになれるかと。ただコイツはドライバ径が13.5mmもあるため、耳穴の大きい人でないとツライかもしれません。
■SONY
MDR-EX51 (3,180円) / MDR-EX71 (4,170円)
現在日本で最も売れていると思われる、ソニー製カナル型イヤホン。ハッキリ分かるほど低音がブーストされており、そのせいか高音がやや引っ込んでしまっている印象を受けます。良くも悪くもソニーの音、という印象ですね。音漏れはカナル型の中ではけっこうする方かと。
上位機種のMDR-EX81(4,870円)やQUALIA MDR-EXQ1(21,000円)も使ってみたい気がしますが、ぶっちゃけEX51/71とそれ程変わらなさそうな気がするので購入には至っていません。
■SHARP
HP-MD33-S (3,180円)
4極プラグを有する、シャープ独自の1ビット・オーディオに特化したイヤホン。(もし接続するプレイヤーが4極プラグに対応した製品でない場合、付属の延長コードによる4極→3極への変換が必要なので注意!)
MD33は高音域の表現に強く、低音重視の国産製品群の中ではかなり新鮮な音だと思います。音漏れもそれほど気にならないといった印象。
■Panasonic
RP-HJE50 (3,120円)
低音・高音ともによく伸び、音漏れもほとんどありません。
全体的に平均点以上の実力を持つ、国産メーカー製品の中ではオススメのイヤホンです。
上位機種RP-HJE70も機会があれば是非使ってみたいと思っています。
■KOSS(アメリカ)
KOSS The Plug (1,780円)
低音重視型。イヤパッドに独特の装着感がありますが、音漏れはそれ程ありません。
改造をすると劇的に音が変わるそうなのですが、僕はまだ試したことがありません。
■SHURE(アメリカ)
E2/E2c (7,500円)
SHUREはSM57/SM58などのボーカル用マイクで有名なアメリカのメーカーですが、このE2/E2cもマイクの評判に勝るとも劣らない一品です。高音・低音共にハッキリ出て(どちらかというとやや低音重視気味?)、音漏れもほとんどありません。
僕がカナル型イヤホンに凝り出して最初に買ったのがこのE2cなのですが、初めて耳に通したときにはその音の豊かさに衝撃を受けました。よくE2/E2cの評価で「今まで聞こえなかった音が聞こえた!」という表現がされますが、一度聞いてすぐに違いが分かるほどの解像度の高さは特筆もの。「国産メーカー製品しか使ったことがない」という人には、ぜひ一度この音を体験してほしいと思います。
ちなみに、SHUREのイヤフォンは耳の上からケーブルを巻くように通して装着します。(眼鏡かけてる人はケーブルがフレームとちょうど同じ所を通るので眼鏡を先にかけておく必要あり)この特殊な装着方法のおかげで、耳掛け型同様に満員電車の車内などでケーブルに無理な力が掛かっても外れにくいという恩恵を受けられます。
E2の難点を挙げると、ケーブルが太めで取り回しがあまりよくないことと、プラグ部分が直角になっているため断線しやすいこと。断線したら交換するしかなく、僕自身2回交換してもらって現在3代目です。これがなければ最高の製品なんだけどなぁ・・・。
参考サイト:ヘッドホンナビ E2/E2C紹介ページ
E3/E3C (14,800円)
E2/E2Cの上位機種。iPodの第3世代が出た頃に合わせて発売され、WBSのトレたまコーナーでも紹介されるほどの人気商品となりました。僕もリスニング用としては音質・デザイン共に一番気に入っていたのですが、左(L)側の音がおかしくなったため現在修理に出しています。
プラグ部分の形状はE2/E2Cと同じ直角ですが、E2/E2Cほど断線はしないもよう。別売のトリプルフランジイヤーパッドを付けると、かなりの耐音漏れ性能を発揮します。電車の長椅子に座り、耳をつんざくような大音量で聴いてても隣に座ってる人に音が聞こえないレベルですからほとんどゼロといっても過言ではないです。
■Etymotic Reseach(アメリカ)
ER-4P (24,800円)
補聴器メーカーEtymotic Reseach社のイヤホンです。非常に解像度が高く、高音重視でも低音重視でもなく実にフラットな音で鳴ってくれるため、現在楽曲制作時のモニターとしてメインで使用しています。音漏れのなさもE3/E3Cと同等かそれ以上と、通勤・通学用途にも悪くありません。(ただ見た目がゲームボーイの付属イヤホンみたいでカッコ悪いですが・・・)
参考サイト:ヘッドホンナビ ER-4P紹介ページ
ヘッドホンの紹介ページ ER-4Pその1 その2
以上、手持ちの8メーカー11製品について簡単ですが紹介しました。
最後に国産、海外それぞれのイヤホンの特徴を簡単にまとめて終わりにしたいと思います。
■国産メーカー製品
2~3000円位のお手頃な製品が中心。いま日本ではクリップ型ヘッドホンが主流なせいか、インナーイヤー(特にカナル型)のイヤホンはオーディオコーナーでも端の方に置かれていることが多いです。
ケーブル長はリモコン使用を考慮して0.5m(+延長1m)というものが多く、耳~分岐部までの長さが左右で異なる(右の長い方のケーブルを首の後ろに通す)のも特徴です。
■外国メーカー製品
日本に入ってきているものは1万円~の高級品が中心。通販であればサウンドハウスが安いのでオススメですが、ネットでの評判を受けてか最近ソフマップが店頭でもSHUREやBang & OlufsenのA8(カナル型ではないです)などの製品を置き始めているので、実際に試聴してから購入することも不可能ではなくなってきています。
ケーブルに関しては、海外製のほとんどが耳~分岐部までの左右の長さが同じ(ケーブル長1.2mほど)なので、日本の左右非対称のケーブルになれている人は違和感を感じるかもしれません。
Posted by wacky : 17:16
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